言葉の種

ほそぼそと毎日を生きるWebマーケターのブログ。カップ麺、グミなどが好き。

つまらないオウンドメディアを作る企業の課題は“愛”

オウンドメディアで企業の魅力を伝えるためにはどうすればよいのか。イケダハヤトさんの記事を読んで、自分も思い当たることをざっとまとめました。

 

オウンドメディア(企業ブログ)が流行ってるけど、どれも面白くない件 : まだ東京で消耗してるの?

根本にある課題は、「人材」と「体制」なのでしょう。オリジナルなコンテンツを世に出していくためには、優れた編集能力をもった人材を起用し、彼・彼女が独立してコンテンツを制作できる体制が必要です。

 

もっともですが、そこまでもってくのに一苦労あったりします。

 

 なぜオウンドメディアがつまらないのか

 

経験上、(とくに中小企業が)オウンドメディアや企業ブログに臨む企業が抱える課題は大きいと感じます。

その背景にあるのはCPA(顧客獲得単価)の高騰です。

あらゆる広告の効果が落ち、人気の広告に集中し、獲得単価が上がる(リスティングなどは顕著ですね)。 そんななか試行錯誤したうえオウンドメディアに目をつけ、依頼される企業様は多いです。

  1. 広告費を下げたい
  2. SEOがいいらしい
  3. リンク購入は危険らしい
  4. コンテンツが集客できるらしい
  5. オウンドメディアを立ち上げよう

そういった考えの会社さんとのミーティングでは大抵、投資対効果の話が中心になります。 もちろん大切なことですが、その考えに偏ってしまうと大きな落とし穴にハマります。

オウンドメディア自体は広告のかわりにはならないんです。育てるもの(むしろ広告費をかけるもの)だからです。

 

この場合、思考の切り替えが必要です。広告や業務の延長上でやるオウンドメディアは、大切なものが欠けているため成果があがりにくいからです。※広告に愛が必要ないという意味ではない

 

ターゲット、そして自社への愛

 

世はコンテンツ戦国時代です。これに出遅れた企業は厳しい。

中途半端に企業ブログを立てても、バズられもしなければ検索順位も上がらない。 ライバルに勝つためにはそれなりに考えぬいたポジショニングと長期的戦略の目線があって臨むべきだと思っています。だからそれなりのリスクもあります。

 

とくに「ドキュメントなど作れない。リソースを割きたくないから依頼してるんだろう。お金を払うんだからとにかく集客してくれよ。」そういう考えをもったお客様とはパートナーシップが築けず、オウンドメディアも成功しません。こういう場合、広告に投資したほうが100倍安全です。

またはライターに任せるのもよい。けどそれは文章力を借りるだけであって、コンテンツは企業のオリジナルでないといけないのです。

こんな記事もあります。

 

ライターさんからいただいた記事で作ったサイトが伸びない…│ハニカム

いくつかサイトを作ってみて、自分のサイトとの違いをいろいろ考えてみているところではありますが、たぶん、上位に上がれない要因は愛だと思うのです。(本当に) ライターさんに書いてもらった記事は所詮、インターネットで調べたことをまとめ直したコンテンツ。 一方で自分で作ったサイトは、自分の主観とか自分が「こんなサイト作りたい!」という意識を持って作ったサイトなので、元の文章が見え隠れするようなことはないのだと思います。 (何をもってオリジナルというのかはわからないけれど、たぶんオリジナルに1番近い)

 

ホント、愛だと思ってます… 予算の規模は関係ありません。そういった面で私が感心した(お気に入りの?)サイトのは下記サイト。

 

マルカワ味噌

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http://marukawamiso.com/

 

福井県にある味噌屋さんです。有名なYoutuberさんがサポートしている(らしい)。 味噌の作り方、知識、レシピ、ブログなど非常に内容が充実してて深い、愛の溢れたサイトだなと思っています。

こちらはTwitter

河崎紘一郎@マルカワみそ (k_kouichirou) on Twitter

 コミュニケーションも生まれていて、なによりもやってて楽しそう。

 

ちなみに上記サイトは去年味噌関連のワードを3000ワードほど調査してたときに、検索エンジン10位以内比率が約45%と驚異的な数値を出していました。

 

inQup

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http://inqup.com/

 

起業した方は絶対見たことあるだろう、おそらく某部がサポートしている(間違ってたらすみません)お役立ちサイト。いつもお世話になってます。

こちらは深く調査していないけど、その筋のワードで必ずと言っていほど見るので、やはりすごいのだろう…

 

オウンドメディアの目的はロイヤリティ獲得>集客

 

引き合いのあるコンテンツネタと、企業の魅力が一体になってこそオウンドメディア。 ページビューが増えてもロイヤリティがなければ申し込みは増えません。

ロイヤリティを高めるためには、「記事に対する満足感」が重要です。

 

検索エンジンにしても、ソーシャルメディアにしても、メディアやデータの向こうにいるのは人間。まずはニーズ、ペルソナ、セールスファネルの設計など戦略を詰める段階で、自社の魅力やオリジナリティを書き出していきましょう。

そして必ず各指標の目標数値を立てること。例えば、目標の顧客獲得数に対して必要なページビューを算出するなど、ファネルに沿って考えます。運用を開始したらPDCAサイクルを回しましょう。

 

まとめ

 

個人的に肝心だと感じるのは、目標にむけチーム一体になって企業の魅力をアピールしながら、ユーザーとコミュニケーションをとること。それが愛であり、オウンドメディア成功の近道です。

制作、ライティングテクニック、SEOテクニック、広告運用など細かい作業はプロにまかせても問題ないですが、やはりパートナーシップが重要です。